世界的に人口が増え、マネー供給量が潤沢な中、地方の漁業資源、農業資源、林業資源など1次産業並びにその加工業が脚光を浴びる時代になると思います。これまで商社は輸入品を扱っていましたが、円安や物量で世界の市場で買い負ける状況が続いています。
都市部ではこれまで地方の現物を安く購入し大量消費していましたが、今後は地方の言い値で買うしかない流れが生まれつつあります。
何故なら、輸入価格が上がり原材料や半製品の値段が上がりますから地域の産品は必然的に都市部の市場価格ではなく、地方が決定した価格で都市部は購入することになるでしょう。更に運送業の時間外規制など移送コスト、エネルギーコスト、人件費などの上昇と共に、原材料価格に転嫁される費用は高くなります。
地方の重点課題はブランド力と資金力だと思っています。
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